16:30~17:30
CEDEC2017 PRD ENG
株式会社カプコン/山田 拓海、松田 義昭
ゲーム開発における バージョン管理や、各種アセットデータの管理について興味のある方。
バージョン管理について基礎的な知識のある方。
大規模アセットの具体的な管理方法について。
Perforceを利用するにあたっての基礎的な知識や、管理運営のノウハウ。
バージョン管理を利用したユーザー作業環境の構築についての知見。
【講演内容】
本セッションでは、カプコンがRE ENGINEやMONSTER HUNTER: WORLD専用システムにて行っている高速かつ安定的な大規模アセット群の管理方法をご紹介したいと思います。
アセットの管理にはPerforceを利用しております。Perforceの簡単な説明、Perforceのメリットや、カプコン社内でのサーバーの構成・運用等もご紹介したいと思います。
管理側の話だけでなく、利用されるユーザーに対してなるべく習得コストを抑え、利用負荷が少ない状態でアセット管理を行えるように工夫した点についてもご紹介します。
そして実際のタイトルでの運用事例についても合わせてご紹介します。
山田 拓海(やまだ たくみ)
株式会社カプコン
CS制作統括 技術研究開発部 技術開発室
専門学校卒業後、関東のゲーム開発会社にてコンシューマ向けゲームの開発に従事。
2016年カプコン入社。入社後はRE ENGINEのアセット管理・Perforceサーバーの管理業務に従事する。
松田 義昭(まつだ よしあき)
株式会社カプコン
CS制作統括 技術研究開発部 技術開発室
業務用ゲームメーカーでマルチプラットフォーム対応のゲームライブラリ開発に従事。
2009年、株式会社カプコン入社。
DCCツールのプラグイン等のツール開発や内製エンジンの制作に携わる。
MONSTER HUNTER: WORLDにおいては、引き続きDCCツールのプラグイン制作(ミドルウェア用のエクスポーターや配置ツール等)を行いつつ、内製のアセット管理ツールの開発、運用を担当。