公募 GD ENG

メタAIから見たゲームデザインの分類

株式会社スクウェア・エニックス/水野 勇太

受講スキル

前提知識を設定せずに、ゼロからご説明する為、どなたでも参加いただけます。
メタAIを始めとするゲームAI、ゲームデザインの経験があるとより深くご理解いただけます。

受講者が得られるであろう知見

メタAIを自身のゲームに実装する勘所
体系立ったメタAIの知識

【講演内容】

近年、ゲーム全体の人工知能である「メタAI」は、ゲームの大規模化・複雑化に対して、ますます発展しつつある。しかし、メタAIは、まだその体系がしっかりと整理されていない。そこで、本講演では、弊社における長年のメタAI研究の成果を、わかりやすい形で提示する。理論立ててメタAIという概念を明らかにし、そこからこれまで体系的に語ることの難しかったゲームデザインを包括的に捉えなおした研究成果を提示する。最終的に、メタAIの様々なバリエーションが、ゲームデザインと対応していることを示し、多くのゲーム開発者にメタAIを通したゲームデザインの実現手法を提供する。

水野 勇太(みずの ゆうた)

株式会社スクウェア・エニックス

テクノロジー推進部

大手ゲーム会社で、ステルスアクションゲームの敵AIプログラマとして、ゲーム業界のキャリアをスタート。シリーズ作の敵AIプログラマ、スマートフォンタイトルのリードプログラマなど4年のプログラム経験ののち、企画職へ転身。スマートフォンタイトルのプランナー、ディレクターとして、6年間ゲームデザインとディレクションの経験を積む。
2017年4月、ゲームAIの研究・開発に本格的に取り組める環境を求めて、スクウェア・エニックスへ転職。現在は、大型タイトルのボスバトルへのメタAI実装を経て、さらに進歩したメタAIの実現のための研究、複数のプロジェクトへのメタAI企画と実装など、AIテクニカルゲームデザイナーとして業務に取り組んでいる。

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