531教室

14:15~14:45

ENG AC VR

360度映像のリアルタイム・イメージ・スティッチングについて
ー進化する機器とアルゴリズムー

株式会社ディー・エヌ・エー/小倉 豪放

受講スキル

Shader使用経験のあるエンジニア
360度動画・ライブストリーミング、アプリケーション開発、プラットフォーム開発に興味のあるエンジニア

受講者が得られるであろう知見

・魚眼レンズの歪曲補正のアルゴリズムについての理解
・Shaderによるアルゴリズムの実装方法
・実装に必要となる情報の取り方
・リトルプラネットなどの360度動画アレンジのアルゴリズムと実装

【講演内容】

360度映像を得るためには、イメージ・スティッチンクと呼ばれる、複数のカメラによって撮影された映像を1つにする作業が必要になります。これらはは通常、専門的なツールを必要としますが、Shaderを書いているゲーム開発者であれば、魚眼レンズの歪曲補正のスキルを追加て学ぶことで、これらを自分で開発、もしくはアレンジできるようになります。

本講演では、CEDEC2016で講演したリアルタイム・スティッチングのShader実装に加えて、2016年秋から大きく世代交代していく360度映像機器の動向と、実際にこうした技術を使用しているアイドルのライブ・ストリーミングサービス「SHOWROOM VR」における現場目線の話をします。

小倉 豪放

小倉 豪放(おぐら たけゆき)

株式会社ディー・エヌ・エー

エンジニア

1994年より現・株式会社セガゲームスにてゲーム開発に携わる。バーチャファイター・シリーズ、シェンムー・シリーズなどのビジュアルイフェクト、モーション、物理演算、3Dライブラリを担当、その後マイクロソフトにてBlue Dragon、NINETY-NINE NIGHTSなどの開発サポート、そして無職、株式会社フィジオスのスタートアップなどの紆余曲折を経て、現在株式会社ディー・エヌ・エーへ。現在、SHOWROOM VRの立ち上げを行う。
ほぼ20年にわたって技術サーベイ、プロトタイピング、プロジェクトローンチを業務とする。
CEDEC運営委員。

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