511教室

14:15~15:15

ENG VA AC

ゲームのための色彩工学++

株式会社ポリフォニー・デジタル/内村 創

受講スキル

撮影してきたテクスチャの色が合わなくて困ったりしたことのある人。

受講者が得られるであろう知見

OSや使用ソフトに依存しない、ある程度一貫したカラーシステムを自前構築するための基礎知識と、
適切な機材選定のための判断基準。

【講演内容】

現代におけるリアルタイムレンダリングの進歩は目覚しく、
我々はアセットをある程度容易に写実的に描写することができるようになりました。
物体や光源の色をきちんと測定し、設定することで、より説得力のあるアセットを構築することができます。
なぜ色はRGBで表せるのか。そもそもRGBとは、色空間とは何なのか。
sRGBやAdobeRGB、そして来るHDR TV時代の色空間をどう取り扱うか。
カメラで撮影したテクスチャの色は本当に正しいか。
複数の環境で撮影したテクスチャの色を合わせるためにはどうすれば良いのか。
そもそも、正しい色を撮るための機材は、何が必要で、どう選定すれば良いのか?
計測した色をどうやって検証し、補正するか。
実世界のマテリアルの正しい色を測定し、レンダリングし、正しい色を出力するために、
ゲームのための色彩工学をまとめてみました。

内村 創

内村 創(うちむら はじめ)

株式会社ポリフォニー・デジタル

エンジニア

2008年ポリフォニー・デジタル入社。
現在の業務内容はゲーム内アセット用の画像処理ワークフローの構築とR&D。
趣味はレイトレとメガデモ。レンズのシミュレーションが好き。
最近の悩みは、去年ロシアから買ったアナモルフィックレンズのカビをクリーニングする時間が取れないこと。

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