S201

14:50~15:50

九州企業 BP

『15年続くIPはいかにして生まれたか』
-メディアを跨いで仕掛けるコンテンツ戦略実例

株式会社サイバーコネクトツー/松山 洋、株式会社バンダイナムコエンターテインメント/内山 大輔

受講スキル

特になし

受講者が得られるであろう知見

・新規IPを単発で終わらせず、長く継続していくために必要な考え方
・クロスメディア、マルチメディア化を仕掛ける際の注意点
・会社の規模は関係ない! ゲーム、アニメなどを企画する時にパブリッシャーや出資者が見るポイントを知り、「成功するビジネス」に繋げる

【講演内容】

2017年に15周年を迎えた『.hack』シリーズはゲーム、アニメ、漫画、小説…多様なメディアを跨いで「同時多発的」に仕掛けられた当時では珍しい「クロスメディア」型の企画です。
同一のIPを複数のメディアで展開する手法は一見どれも似たようなものに見えますが、継続しているIPには他のタイトルにはない綿密な戦略があります。

本講演では混同されがちな「クロスメディア」と「マルチメディア」の違いやそれぞれのメリット・デメリット、そして未来の「IP戦略」はどうなっていくべきかを、『.hack』シリーズをはじめ、『アイドルマスター』や『ソードアート・オンライン』などの長寿IPにおいてメディア展開の一角を担うバンダイナムコエンターテインメントとともに紐解いていきます。

これから皆様が新しい企画やコンテンツを生み出す際に、それを単なる”いち企画”ではなく”継続するIP”としてより広く展開できるよう、「+α」の発想を得るきっかけになれば幸いです。

松山 洋(まつやま ひろし)

株式会社サイバーコネクトツー

代表取締役/ディレクター

博多にある元気なゲーム制作会社サイバーコネクトツーの代表兼ディレクター。
アクションと映像演出に特別なこだわりを持つ作品づくりが特徴。開発の傍らで毎月、60冊の漫画誌を読んでいる大の漫画好き。アニメや映画、もちろんゲームも漫画も幅広く、こよなく愛している。
非常に“濃く”“熱い”人間である。

<代表作>
『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ
『.hack』シリーズ
『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』
『Solatorobo それからCODAへ』
『ASURA'S WRATH』
映画『ドットハック セカイの向こうに』

内山 大輔(うちやま だいすけ)

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

執行役員 CS事業部 事業部長

コンソールゲームのプロデューサーとして、「ドラゴンボール」や「NARUTO-ナルト-」などのキャラクターゲームをはじめ、様々なゲームプロデュースに参画。
現在はバンダイナムコエンターテインメントCS事業の責任者。

「.hack」シリーズの初代担当プロデューサーとして、クロスメディア・プロジェクトを立ち上げる。
当時から松山ぴろし(松山 洋)と数々の死闘を演じるが、まだ決着はついていない。

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